あまりいい話ではないのですが、知人のお宅が火事にあい、全焼してしまいました。深夜に隣の家から出火し、それが飛び火した形になるようで、知人からしたらとんでもない話です。しかも原因はタバコの火の不始末だそうで、そんな他人の過失で全てを失ってしまったなんて、悔やみきれないでしょう。火災保険で保障されるとはいっても、失った物自体が返ってくるわけではありませんからね。

みんなで つくろう 安心の街・財団法人全国防犯協会連合会

ただ、不幸中の幸いといいますか、家族に怪我はなかったうえに全焼した家に金庫だけは無事残っていたそうです。耐火性の金庫の中に入れていた通帳、実印、ある程度の現金、そして保険証券などは燃えずに残り、そのおかげでとりあえずお金をおろすこともできたそうです。

[N] うあああああああああ!玄関の「U字ロック(ドアガード)」は紐を通せば簡単に開いてしまうらしい!

そういう話を聞くと、金庫の重要さにハッとさせられます。中にしまった物を取り出すのが面倒だとか、それほど入れるものがないと言って必要性をあまり感じていませんでしたが、泥棒対策だけでなく火災や天災があった際にも心強いんだなぁと。いつ何があるかわからない世の中ですから、その話を聞いて我が家でも耐火性の金庫を買おうかという話が持ち上がっています。貸金庫を借りるのが一番安心なのかもしれませんが、利用料金も定期的にかかりますし、貸金庫用の鍵も結局は家で保管しなければなりませんし…。

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知人からしたらたまったもんじゃありませんし、そのおかげというのも失礼極まりないかもしれませんが、我が家でもそういった対策の意識が芽生えたという話です。